スタンディング講座
本日はスタンディングスティルの講座をアップします。
動画はこちらからどうぞ↓
日本ではスタンディングやスタンディングスティルと呼ばれていますが、
英語圏ではトラックスタンドと呼ばれることが多いです。
どちらにせよ、バイクの上に立ち静止した姿勢をキープするだけです。
比較的難易度の低いスキルとして紹介されることの多いスキルですが、
私は習得までに1ヶ月ほどの時間を要しました。
■やり方
1.
サドルが邪魔になるので一番下まで下げます。
一時的にとっちゃっても良いかもしれません。
2.
前に出す足、前足を決めます。
バイク上で立ち漕ぎの姿勢を取り、クランクを水平にします。
自然に前に来る足を前足とします。
多分利き足が前に来る人が多いのではないでしょうか。
3.
前足とは逆の方向にハンドルを少し切ります。
前足を踏み込む力と前足側の後方への体重移動でV字バランスをするイメージです。
慣れないうちはブレーキを掛けつつ、
前進しつつバランスの取れる箇所を探りましょう。
■コツ
1.環境的な話
スタンディングの練習しやすい地形について紹介します。
一番やりにくいのはアスファルトです。
路面とタイヤの摩擦抵抗が低いので、体感的にバランスの取れるポイントが
シビアになります。
一番やりやすいのが芝生です。
芝がタイヤを少し支えてくれるので、
多少バランスが崩れても持ちこたえられることが多いです。
芝→土→アスファルトの順で何度が上がりますので、
まずは芝で練習することをおすすめします。
コケても安全ですし。
また、タイヤの幅もスタンディングのやりやすさに影響します。
2.4インチのタイヤと2.2インチのタイヤで比べてみると、
圧倒的に2.4インチのタイヤの方がやりやすいです。
バイクを複数台、あるいはタイヤを複数個所持している方は
太い方で練習することをおすすめします。
2.技術的な話
ハンドルの調整でバランスを取ることは控えましょう。
体重移動を中心にバランスを取るので、
ハンドルをいじるとバランスが崩れてしまいがちです。
ゆっくり円状に進みつつ、バランスポイントを探るように
練習するのが良いと思います。
また前足ですが、ついつい力んでつま先立ちの姿勢になりがちですが、
疲れてしまいますので、つま先は上に向けて極力楽な姿勢を心がけましょう。
最初はなかなかコツが掴めず苦労すると思いますが、
練習を続けていると、急にバランスを取れるポイントがわかるので
根気よく練習を続けていきましょう。
大体30秒くらいできるようになると、あとは集中力の続く限り
無限にできるようになるので、30秒を目安にがんばってください。
また、無限にできるようになってからがスタート地点でもあります。
悟りを開くまでスタンディングという座禅を楽しみましょう。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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